地域の人々は「肴沢の山の神様」と言っているが標柱と扁額には「肴沢神社」とある。
山業(主に山での仕事をしている人々)の無難を祈った。特に田子内鉱山が最盛期で、良い鉱脈を掘り当てた際、山神社のお祭りで肴沢から旧増田村(現 横手市増田町)までの道路に絵灯篭を吊るし、ろうそくに終夜火を灯して不夜城を表現したと言われ、近隣住民を驚かせたと記録されているそうです。
神社を支える支柱には、それぞれ違う表情の力士像が鎮座。地元では四隅をしめくくるという意味で、「隅っこ背負い(すまっこしょい)」と呼ばれています。